皆さんアイドルのMVはよくご覧になりますか?もちろん新曲をチェックする時なんかはまずyoutubeへ見に行くのではないでしょうか?
今回は私の大好きなアイドル達のMVの世界観を作り上げているフィルムディレクター、サ・ミンハンさんについて。
目次
BIGBANGもBlock Bも!アイドル御用達映像監督サ・ミンハン
サ・ミンハン公式サイト: http://www.dextor-lab.com
サ・ミンハンは、大学でファッションとグラフィックデザインについて学び、YGアイドルを中心に様々なグループや商品の映像、写真を撮っています。
作品のMVともにサ・ミンハンを掘り下げていきます。
BIGBANG – BAD BOY
まずはK-POP好きにはおなじみのこの曲。
モノクロから始まってどんどん色がついていくのが素敵ですよね。長回ししているわけではないけど、歩きながら皆が次々と集まってくる構成は隙が無く飽きさせないです。
2NE1 – LONELY
bad boyと比べてみて、共通点があると思いませんか?ちなみにlonelyが2011年、bad boyが2012年の作品です。
ちょっとくすんだ色合いが当時の流行だったのでしょうか。アーティストを中心に、それを取り巻く環境として第三者・二者を対照的に見せているのがかなり近い作りだと思いました。
Block B – Shall We Dance
こちらは先ほどの2曲とは全く違う作りです。Shall We Danceはタイトルの通りダンスがキーになるので、それを前面に見せたい!というのが伝わります。
こちらも彩度を少し落としていますが、これはスラムのような荒廃した場所で砂埃が立ち込める感じや、わざと古い印象をつけるために行っているものととりました。最近のアイドルのMVとしてはかなりコンセプト付けがしっかりして、超独自な世界観があります。
MONSTA X – JEALOUSY
もう、これもまたまた全然違う映像!
ブロビのストリートなダンスとはジャンルの異なった、アイドルらしいダンスパフォーマンスがちゃんとわかる撮り方ですよね。また、ファン層には嬉しい顔に近寄ったカットもここでは豊富に思います。
宗教画や、赤や青などの強い照明も今っぽい。ジェニのSoloも撮っているサ・ミンハンですが、Soloにも後半中世の絵画や彫刻のようなセットがありました。
iKON – 취향저격(MY TYPE)
最後は私の大好きなiKON!
全体的に少しグレーグリーンがかった画面。曲調と相まって柔らかくて優しい印象。
そういうばこの頃、皆インスタに投稿する画像は彩度を落とした加工をしていたような?前述した彩度の落とし方とはまた少し違う感じがするのは私だけでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
何かのオタクをしているといつも同じグループを追いがちになってしまいますが、制作スタッフや監督について知るともっとK-POP文化が楽しめると思います。
インスタには絵コンテも載せているので裏側を覗いた気分に慣れて面白いですよ!
サ・ミンハンInstagram
https://www.instagram.com/sa_min_han/
yuki
おすすめのMVやディレクターがいたらぜひコメントで教えてください〜!